富岡市: 小野塩薬師

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小野塩薬師
小野塩薬師
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小野塩薬師 小野塩薬師 小野塩薬師 小野塩薬師
概要・歴史・観光・見所
小野塩薬師(富岡市)概要: 古くは石薬師と呼ばれ八世紀頃に建立されたそうです。その後、平安時代初期に小野小町が故郷である出羽国(現在の秋田県と山形県)に帰郷の折、この地で大病を患った為、小庵(現在の得成寺)を建て治療と仏道の日々を送っていました。ある時小町の夢枕に不動明王が立ち「近くにある石薬師に千日祈願を掛け、傍の霊水で身を清めると忽ち快癒するだろう。」と御告げがあり、小町は千日間かかさず石薬師に通い詰めました。しかし、一向に快方に向わなかったため薬師様に対して「南無薬師まづは諸願の叶はずば身より仏の名こそ惜しけれ」と和歌を詠んだところ、今度は薬師様が夢枕に立ち「むらさめは唯一時のものぞかしおのが身のかさここにぬぎおけ」と返しの和歌を詠まれました。次ぎの朝、小町が目が覚めると不思議な事に大病がすっかり癒えていたそうです。そこで小町は感謝を込めて石薬師に塩を山のようにお供えしたと伝えられています。この話を聞いた住民達はいつからか塩薬師と呼ぶようになったそうです。又、薬師堂の背後にある井戸の水は塩分を含み、諸病に薬効があるとして信仰の対象となり、病気が平癒すると塩を奉納したと伝えられています。小野小町歌碑は文政13年(1830)に上野国甘良郡小幡谷奥平里後賀村出身の塚本忠右衛が奉納したもので、当時から信仰が篤かった事が窺えます。
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