小野小町の腰掛石 |
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[ 付近地図: 茨城県土浦市 ]・[ 茨城県土浦市:歴史・観光・見所 ] |
小野小町の腰掛石(土浦市)概要: 案内板によると「 この石は平安時代の歌人として有名な小野小町が北向観音に参詣のために山越えの途中休息したところと伝えられている。小町はここで、一息入れて近くの沢で喉を潤し(水飲み沢と呼ぶ)元気を取り戻して、峠を目指し(小野越峠と名付く)無事に北向観音に詣でることができた。しかし、帰路病を得て「小町の里」でその生涯を終えたという。この里に「小町の墓」がある。」とあります。北向観音とは石岡市小野越に境内を構える御堂で創建は天平年間(729〜749年)行基菩薩により開かれたのが始まりとされます。小野小町は出羽国(現在の秋田県と山形県)に帰国する途中に当地で重病となり顔には疣が出来醜い姿となりました。世話になった村人から北向観音の霊験を聞き峠を越えて参拝し熱心に祈願したところ重病が平癒して疣も取れたと伝えられています。周囲には腰掛石の他、簪の木や覗石、姿見の池など小町縁の史跡が点在しているそうです。
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