諏訪神社(山辺町)概要: 諏訪神社の創建は貞観2年(860)に当時の出羽郡司だった小野良実が諏訪大社(長野県諏訪市・下諏訪町)の分霊を勧請したと伝わっています。良実は山辺郷に8つの神社を建立したとされ周囲からの信仰も厚かったそうです。江戸時代に入ると山野辺城主となった山野辺義忠の崇敬社となり社領50石を賜るなど厚く保護されました。現在の社殿は寛政12年(1800)に建立された古建築で山辺町を代表とする神社建築で拝殿は入母屋、銅板葺、平入、桁行2間、本殿が三間社入母屋造、銅板葺。古くから山野辺郷の産土神とされ雨、風、水を司る事から護国豊穣、生業繁昌に御利益があるされ信仰があったとされ、明治7年(1874)に村社となっています。又、境内にある大杉は小野小町が京都に出立する際、愛宕神社(深堀村)、諏訪神社(山辺村)、杉下八幡神社(杉下村)の3箇所に植え今後を占った杉の1本と伝えられています。祭神:建御名方命。
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